野菜、果物を食する
植物は、生涯同じ場所にとどまっており、常に外界の刺激にさらされています。そのため植物が自ら生き抜くために体内に入ってきた不要物質を除去する必要があります。その主役が「ファイトケミカル(植物が生産する非栄養成分)= phyto(植物の)chemical(化学物質)」であり、実に3,000種以上存在することがわかっています。
野菜や果物には、ビタミンやミネラルをはじめ、様々な「ファイトケミカル」を含有している事が特徴であり、健康で良好な体調を維持する為には、野菜、果物などの摂取が必要不可欠です。毎日こつこつ続けることが健康への第一歩なのです。

<一般に知られる代表的なファイトケミカル>
ポリフェノール・カロチン・リコピン・イソフラボン
ダイゼイン・サポニン・レスべラトロール・ケルセチン
ルチン・アピン・フラノボイド


参考文献「医者いらずの食べ物辞典」PHP文庫
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根の形が、人の形に似ているので人参と名づけられたと言う。代表的な有色野菜で、ビタミンAの含有量は野菜の中でも屈指です。

<セリ科ニンジン属>

にんじんのルーツ

代表的な有色野菜のニンジンは、アジア型とヨーロッパ型に分けられる。
ヨーロッパ、北アフリカ、中近東に分布する野生種からアフガニスタン北部で栽培型(アフガンニンジン)が成立した。

→ペルシア、アナトリアを経てオランダで現在のヨーロッパ型となる。
→シルクロードを経て中国に入り、アジア型となる。

日本では、17世紀に書物に記録があり、その頃アジア型が渡来し、かなり短い期間で全国に伝播した。ヨーロッパ型は、江戸時代後期に伝わり、、明治時代に多様なヨーロッパ型が伝えられた。現在は、ほとんどヨーロッパ型品種であり、数少ないアジア型の代表は、金時(きんとき・京ニンジン)である。
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ニンジンの栄養

ビタミンAの含有量は、野菜の中でも屈指である。ニンジンのビタミンAは脂溶性のため、生で食べるよりも油で調理した方が、効率よく摂取できる。ヨーロッパ型ニンジンの方がビタミンA供給源として優れる。
ミネラル・・・イオウ、リン、カルシウム、コハク酸カリウム塩など。
ヨーロッパには「ニンジンは人を愛嬌良くさせる」という俗言がある。
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金時(きんとき)

アジア型として実用栽培されている。関西以西の秋冬ニンジンとして利用される。
根長20cm、太さ6〜7cm程度
鮮紅色でやわらかく、ニンジン臭は少ない。煮くずれしにくく和風の料理に良く合うため、煮物、汁の実、すしの具などに利用されている。
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国分大長(こくぶおおなが)

ヨーロッパ型大長の代表的なニンジン。根長が60cm〜70cmになる。肥大根は朱橙色、軟らかく甘みが強い。栽培に手間と時間がかかることから生産量は減っており、正月料理用に出荷される程度である。
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黒田五寸(くろだごすん)

暖地型五寸の一つで長崎で育成する。濃橙紅色、肉質も緻密で甘みが強くニンジン臭が少なく品質が良い。根長20cm、太さ5cm程度
最近はこの品種を中心に交雑、育種が行われている。


参照HP ☆☆☆e-ながさきどっとこむ♪☆☆☆
黒田五寸にんじんは長崎生まれ。
柔らかい肉質と豊富な甘みが楽しめる一級品。

長崎で生まれた「黒田五寸にんじん」は、大正時代に長崎県大村市に住む黒田正氏の畑で、丸山五寸にんじんと長崎五寸にんじんを自然交配させてできた品種。β カロチンを多く含んでおり、柔らかい肉質と豊富な甘味が、市場で高い評価を受けています。長崎県ではこの黒田五寸以外にも、向陽2号などの品種もさかんに生産されており、カレーやシチューといった煮込み料理からキンピラやサラダまで幅広く利用されています。
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朝鮮人参

<朝鮮人参>
元祖ニンジン
野菜のにんじんとは異なる「ウゴキ科の多年草」で、中国東北部で野生にある植物である。
朝鮮人参は、古くから著名な薬草で、739年(天平11年)中国の渤海氏(ぼっかいし)が日本の朝廷に進上した記録があり、正倉院には現在もニンジンの根が保存されている。
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栄養教育としての「6つの基礎食品」の普及について
厚生省公衆衛生局長通知 (昭和56年3月2日衛発第157号)
食品の分類
(1) 第1類「魚、肉、卵、大豆」
これらは良質たん白質の給源となるものであり、毎日の食事で主菜となるものである。副次的にとれる栄養素としては、脂肪、カルシウム、鉄、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2があり、これらの給源としても、大きな役割を果す。
(2) 第2類「牛乳、乳製品、骨ごと食べられる魚」
牛乳、乳製品は、比較的多種の栄養成分を含むが、とくにカルシウムの給源として重要である。そのほか、良質たん白質、ビタミンB2の給源としての役割も大きい。小魚類は、たん白質、カルシウムを多く含み、また、鉄、ビタミンB2の給源ともなる。
(3) 第3類「緑黄色野菜」
この類は主としてカロチンの給源となる野菜であるが、ビタミンC 及びカルシウム、鉄、ビタミンB2の給源としても大きな役割を占める。
なお、この類に分類される野菜は原則として、その100グラム中にカロチンとして600μ g 以上含有されるものとする。

→ニンジンは第3類「緑黄色野菜」です。
(4) 第4類「その他の野菜、果物」
この類は主としてビタミンC の給源として重要である。そのほか、カルシウム、ビタミンB1、ビタミンB2の給源としての役割も大きく、第3類以外の野菜及び果実類が含まれる。
(5) 第5類「米、パン、めん、いも」
この類は、糖質性エネルギー源となる食品である。この類に分類されるものとしては、大麦や小麦などの穀類とその加工品及び砂糖類、菓子類などがある。なお、いも類は、糖質のほかに、ビタミンB1、ビタミンCなども比較的多く含まれる。
(6) 第6類「油脂」
この類は、脂肪性エネルギー源となる食品で、大豆油、米油などの植物油及びマーガリン並びにバター、ラードなどの動物脂及びマヨネーズ、ドレッシングなどの多脂性食品が含まれる。
6つの基礎食品−毎日の食事に必ず6つを組合せましょう

にんじん(ニンジン・人参)・健康・栄養・ミニ辞典
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